絶対負けない投資手法【株の資金管理の方法】ナンピン買い成功のコツの話

株もFXも仮想通貨も「上がるか？下がるか？」の予想は無理であり、２分の１のギャンブルです。

で、２分の１のギャンブルで勝つコツの１つが【資金管理】なのです。

・短期投資で勝つ方法【確率２分の１のギャンブルの勝ち方】株/FX/仮想通貨

僕の資産運用ノートには、こう書かれています。

この記事を書いた僕のプロフィールはコチラ→30代で【うつ病→失業→その後】なんとか生きてる【僕のノート】プロフィール

当ブログには、広告が含まれていますが、僕が実際に使っている「おすすめサービス」のみ紹介しています。

★デイトレード★
・【永久保存版】デイトレで勝つ方法！勝てるようになるまでの11カ月間の全記録

絶対負けない投資手法【株の資金管理の方法】

株もFXも仮想通貨も、資金管理を元に、ナンピン買い下がりをすれば「絶対に負けない投資」が可能になります。

というわけで、ナンピン買い成功のコツ【資金管理編】を株式市場を例にシュミレーションで見てみます。

条件は「日経平均株価が２万円から「日経225インデックスファンド」をナンピン買いで、買い下がった場合」です。

株式市場を例にしていますが、基本的な考え方は、為替市場（FX)でも、仮想通貨市場でも同様です。

なお、ナンピン買いの注意点は「途中で資金が底を尽きないこと」です。

・ナンピン買い長期投資のやり方【僕の買い増し最強の投資手法】買い下がり注意点も

日経225インデックスファンドを2000円下がる毎に100万円づつ買い下がる場合

日経平均株価が２万円から、日経平均株価に連動する投資信託である「日経225インデックスファンド」をナンピン買いで、買い下がるシュミレーションです。

まず「日経平均が2000円下がる毎に100万円づつ買い下がる場合」が、以下のとおりの「合計金額」と「数量」となります。

想定している最安値は、過去の推移より、日経平均株価8000円です。

この写真はエクセルで計算したものですが、ナンピン買いをした場合の利益額の計算方法には「平均取得単価」が必要となります。

平均取得単価の計算方法は、以下のとおり。

・平均取得単価 ＝ 購入時にかかった金額（取得時価格×株数） ÷ 株数

まずはシュミレーション①から見ていこう！

日経平均株価が2万円→19000円→22000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が運悪く19000円まで下がり（静観）、切り返して上昇し始め22000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

①総投資金額
→100万円
②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→10万円
③利益率（収益÷原価）
→10%

なお、収益とは「売却価格（売却時価格×枚数）-（取得時価格×枚数）」であり原価は「取得時価格×枚数」です。

計算方法は、以下の記事が詳しいです。

・株の売買の利益【％での計算方法】初心者向けにわかりやすく解説したよ

計算は面倒ですが、本当に株やFX、仮想通貨で稼ぎたい場合は、パーセントの計算含め計算は必須です。

日経平均株価が2万円→18000円→20000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が運悪く18000円まで下がり、１００万円分、ナンピン買いしました。

その後、16500円まで下がりましたが（静観）、切り返して上昇し始め20000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

①総投資金額
→200万円

②総取得枚数
→106枚

③平均取得金額
→18868円

②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→12万円

③利益率（収益÷原価）
→6%

利益額は12万円と、前述のシュミレーション結果より良好ですが、利益率は、投資額が増えた分だけ６％と下がっています。

ナンピン買いをしたことで、平均取得金額が18868円まで下がったので利益になっています。

日経平均株価が2万円→18000円→16000円→18000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が18000円まで下がり、１００万円分、ナンピン買いしました。

その後、さらに下げて16000円で、再び、100万円分をナンピン買いしました。

きつい下げであり、もっと下げて14500円まで下がりましたが（静観）、切り返して上昇し始め18000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

①総投資金額
→300万円

②総取得枚数
→168枚

③平均取得金額
→17851円

②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→25032円

③利益率（収益÷原価）
→0.83%

２万円から、１時期、14500円までの下げなので、もしナンピン用の資金が足りなければ、死ぬ程、恐い思いで相場を見守るか、現実逃避して、相場を見なくなる程の暴落ですよね。

では、もっと厳しい下げの場合をシュミレーションで見ていこう！

日経平均株価が2万円→18000円→16000円→14000円→14000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が18000円まで下がり、１００万円分、ナンピン買いしました。

その後、さらに下げて16000円で、再び、100万円分をナンピン買いしました。

きつい下げであり、もっと下げて14000円で、再び100万円分をナンピン買いしました。

暴落により、市場では追証が多数、発生していて、下げが下げをよび、12500円まで一時、下がりましたが（静観）、切り返して上昇し始め14000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

①総投資金額
→400万円

②総取得枚数
→239枚

③平均取得金額
→16703円

②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→-646017円

③利益率（収益÷原価）
→-16%

２万円から日経平均が下がり始め、12500円まで下げたら暴落であり「死ななければ勝ち」です。

多くの個人投資家が、それだけの暴落が発生したら、追証等で退場していくからです。

想定外の暴落なのに-16%であり、たいしたことありません。

では、ここからの下げは金融危機/リーマンショック/バブル崩壊レベルの下げとなるシュミレーションです。

日経平均株価が2万円→18000円→16000円→14000円→12000円→12000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が18000円まで下がり、１００万円分、ナンピン買いしました。

その後、さらに下げて16000円で、再び、100万円分をナンピン買いしました。

暴落のようで、もっと下げて14000円で、再び100万円分をナンピン買いしました。

下げ止まらず、12000円で、追加のナンピン買い100万円を投資しました。

金融危機レベルの暴落であり、TVでも連日、株価のニュースが流れ、追証で破産する個人投資家もたくさんでているようでした。

一時10500円まで下がりましたが（静観）、切り返して上昇し始め12000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

もう、バブルは弾けたわけで、切り返しの値段は控えめに12000円で計算しました。

①総投資金額
→500万円

②総取得枚数
→323枚

③平均取得金額
→15489円

②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→-110万円

③利益率（収益÷原価）
→-22%

さすがにバブルが弾けた場合は、２万円から買い下がっていると、ナンピン用資金があっても厳しいですね。

でも、数年～10数年に1度しか起きないレベルのバブル崩壊ですら、－１００万円であり、他の時は損切しないので、全て勝てるわけで、今までに勝ってきた収支とトータルで計算したら「勝ち」となるでしょう。

だから資金管理が徹底されているナンピン買いは成功するし、絶対に負けない投資になるわけです。

では最後。

金融危機/バブル崩壊のような暴落に、さらに大地震（首都直下型地震や南海トラフ巨大地震）が発生して「もう日本経済はダメだ」という恐怖のどん底にまで落ちる大暴落の場合の、ナンピン買いシュミレーションです。

日経平均株価が2万円→18000円→16000円→14000円→12000円→10000円→11000円

日経平均株価が２万円の時に100万円分買って、その後、日経平均が18000円まで下がり、１００万円分、ナンピン買いしました。

その後、下げ16000円で、100万円分をナンピン買い。

また下げて14000円で、100万円分をナンピン買い。

下げ止まらず、12000円で、追加のナンピン買い100万円を投資。

どうもバブルは完全に崩壊したようで、下げ止まらず10000万円で追加の100万円分を購入しました。

一時8500円まで下がりましたが（静観）、切り返して上昇し始め11000円で売って利益確定した場合は、以下の通りです。

過去チャートより、バブル崩壊後も11000円程度には上昇しているため、11000円での売りでシュミレーションしました。

①総投資金額
→600万円

②総取得枚数
→423枚

③平均取得金額
→14191円

②利益額（売却時価格×枚数-取得時価格×枚数）
→-130万円

③利益率（収益÷原価）
→-22%

ここまで完全にバブルが崩壊すると、損失額も損失率も、前述のシュミレーションと、ほぼ変りません。

底値まで耐えることが出来れば、生き残ることができ、それはつまり「勝ち」を意味します。

それまでに、ナンピン買い手法によって、多数の勝ちと、利益を積み重ねているハズなので、トータル収支ではプラスのはずだからです。

なお、もっと下げて8000円で100万円分をナンピン買いし、一時6500円まで下げて、11000円で売った場合は「マイナス97万円/利益率-14％」です。

配当利回りも、10%とか12%などと「買わなきゃ損」状態になるし、政府が年金資金で買い続けるでしょうから、日経平均が5000円、4000円と下がり続けることは考えにくく、このあたりが、想定される最大の下げ・・最大ドローダウンと言えるでしょうか。

ナンピン買いは絶対に負けない投資！成功のコツは資金管理

底値まで耐えることができれば、ナンピン買いは絶対に負けない投資となり、成功のコツは資金管理です。

底値まで耐えることが出来る程、資金を残しておくと資金効率が悪くなるので、普通は、頭では理解できても、底値まで耐えうるナンピン用の資金を準備しません。

そのため「普段はコツコツと勝って、数年に１度の大暴落で爆死」というコツコツ勝ってドカーンと負ける【コツコツドカン】で大負けして退場するのが、ナンピン買いの投資手法の「初心者あるある」です。

・コツコツドカンで「負ける人/勝つ人」違い！回避対策は【売上/経費の考え方】

株もFXも仮想通貨も「上がるか？下がるか？」の２択であり「明日、上がる？下がる？」の予想的中は、競馬レベルで不可能であり、まさに２分の１のギャンブルです。

・短期投資で勝つ方法【確率２分の１のギャンブルの勝ち方】株/FX/仮想通貨

２分の１のギャンブルで勝つ方法とは「上がるか？下がるか？」を予想することではないと言えます。

２分の１のギャンブルで勝つ方法は、「内在する期待値を求めること」及び「資金管理」にあります。

投資として考えるから、株価予想をしてしまい負けてしまいます。

投資として考えるため「これ以上は、下らないだろう」と株価予想をして、予想が外れ爆死します。

売買差益を狙う短期投資は、投資ではなく、２分の１のギャンブルです。

だから、正しい考え方は「予想に頼らず、２分の１のギャンブルで勝つには？」です。

予想に頼らず、２分の１のギャンブルで勝つには、資金管理が重要。

その意味で、この記事は「株式投資の本質」に近い記事になると思っています。

ギャンブルと資産運用は違う

このとおり、僕は、売買差益を狙う短期投資は、株もFXも仮想通貨も２分の１のギャンブルだと思っています。

「２分の１のギャンブル」を考えて勝っていくのが、面白い・・そんなゲームですよね。

つまり投資ではない。

投資は、きちんと計算できて、運に左右される要素が少ない必要があり、だからこそ僕は、資産運用を最重要視しています。

おすすめの投資先含め資産運用の始め方については、以下の記事が詳しいです。

・「初心者向け」少額で始める資産運用の方法【おすすめ運用先】稼げるよ

まだ、ソーシャルレンディングと、システムトレードについて、きちんと調べたことない場合は、僕みたく食わず嫌いで機会損失しないために１度、確認してみるのがおすすめです。

・ソーシャルレンディングとは？高利回りの仕組みやリスク【おすすめ会社も】

・株/FXシストレとは？始め方【おすすめ会社や目安資金額】初めての初心者入門

また、運用資金作りでは収入アップが重要であり・・

収入を増やすには、転職はもちろん、副業や投資、資産運用が効果的であり、以下の記事が詳しいです。

・毎月5～10万円を稼ぐ僕の方法【副業/投資】編！随時更新

・資産運用の始め方！最初はソーシャルレンディングがおすすめな理由

・転職エージェントおすすめ比較ランキング【20~30代男女編】口コミや評判も

・【既卒/第2新卒】就職エージェント比較ランキング！おすすめは？

なお、最新の【株/FXの取引】を、このブログや、ツイッターで公開中です！

ユーチューブでも、やっています！

ユーチューブ内で「僕のノート」で検索すると出てきます。

僕が使っている「おすすめ証券会社」の情報は、以下の記事で。

株→株式投資とは？儲かる仕組みやリスクを解説【初心者入門講座】

FX→初心者でも簡単！FXの始め方【おすすめFX会社も】1分でわかるよ

スポンサードリンク

よく読まれている記事

【人気】　はじめに【僕の資産運用ノート】のブログの説明です！

【人気】　「初心者向け」少額で始める資産運用の方法【おすすめ運用先】稼げるよ

【僕のノートシリーズ】は、僕がノートに書き込んできた「学校では教わらない大切なこと」をシェアさせて頂いているブログです。